琉球ゴールデンキングスによるオリオンビール奨学財団へ寄付金贈呈について

2020年6月10日

オリオンビール創立60周年記念事業として設立された公益財団法人 オリオンビール奨学財団(理事長 嘉手苅 義男)は、平成29年度より経済的な理由で修学が困難な学生等に対して、返済義務のない奨学金を給付する奨学事業を行っております。

今回、琉球ゴールデンキングスを運営する沖縄バスケットボール株式会社に、公益財団法人オリオンビール奨学財団の活動に賛同いただき、社会貢献の一環として、同財団を通して、県内の高校生の大学進学を支援する奨学金として寄付いただくことになりました。当財団では、今後も沖縄県の未来につながる人材育成の支援を行ってまいります。

琉球ゴールデンキングスによるオリオンビール奨学財団へ寄付金贈呈

左から)木村 達郎(沖縄バスケットボール株式会社代表)、並里成(沖縄バスケットボール株式会社所属選手)、嘉手苅義男(オリオンビール奨学財団理事長)、早瀬 京鋳(オリオンビール株式会社)

以下、登壇者コメントになります。

木村達郎 沖縄バスケットボール株式会社 代表取締役社長

現在は、プロスポーツチーム経営にとっては非常に厳しい事業環境ですが、苦しいのは我々だけではありません。沖縄が元気な時に「沖縄をもっと元気に!」と言っているだけのキングスではだめです。このような時だからこそ、スポーツを通じてはもちろんですが、バスケットボールコートの外でも、沖縄へ勇気や希望を届けたいと強く願っています。

#3 並里成 選手(沖縄県出身)

自分も高校を卒業した時に、スラムダンク奨学金の第1期生としてアメリカへバスケットボール留学をしました。その当時は、将来もわからない中、素晴らしい経験や異国の学問に触れ、希望や目標を持つことができたことを覚えています。今の子ども達にも、このオリオンビール奨学財団の活動を知ってもらい、将来に向けて目標をもって歩んで欲しいと思います。また、沖縄県に住んでいる皆さんだからこそ、沖縄に恩返しをするために、挑戦できる時にはこのような取り組みを活用して欲しいと思っています。

嘉手苅義男 オリオンビール奨学財団 理事長

沖縄県の子ども達を取り巻く経済環境は大変厳しい状況です。そのような中で、本事業が沖縄の未来を作る子ども達の健やかなる成長と、地域社会の発展に貢献するような人材育成につながればと思います。この度、バスケットボールの普及を通して、地域社会の人材育成へ貢献をされている琉球ゴールデンキングスさんにご賛同いただいた事は、本財団として素晴らしい機会となりました。今後も地域社会と連携を取り、沖縄の子ども達の未来を応援していきたいと思います。

早瀬京鋳 オリオンビール株式会社 代表取締役社長

 本日は、オリオンビールが初めて寄付をいただく歴史的な日であり、とても感激しています。昨年度よりCSR室を設置し「首里城」「環境」「産業」「教育」の4つの柱で活動してまいりました。その中でもオリオンビール奨学財団は、最も力を入れて活動おり、この度、琉球ゴールデンキングスの木村社長からもご賛同いただきました。オリオンビールのミッションは「人を、場を、世界を、笑顔に。」としており、キングスの「沖縄をもっと元気に!」の企業ミッションが重なり、沖縄の将来を担う若者をサポートできればと思います。今回は、小さな一歩ですが、未来に大きな差となる一歩だと思っています。

贈呈式開催概要

日程 2020年6月10日(水)
場所 オリオンビール株式会社 本社(豊見城市字豊崎1-411トミトン内)
寄贈者 琉球ゴールデンキングス(沖縄バスケットボール株式会社)代表取締役社長 木村 達郎(きむら たつろう) 様
受領者 公益財団法人オリオンビール奨学財団理事長 嘉手苅 義男
出席者

寄贈側
琉球ゴールデンキングス(沖縄バスケットボール株式会社)
代表取締役社長 木村 達郎 様
選手 並里 成(なみざと なりと) 様

受領側
公益財団法人オリオンビール奨学財団
理事長 嘉手苅 義男
オリオンビール株式会社
代表取締役社長 早瀬 京鋳